レーシックは角膜を削り屈折異常を矯正する手術のことで、目が悪くてコンタクトレンズやメガネなどをつけている人にとっては大変便利なものです。毎日コンタクトレンズを付けたり外したり洗浄して保存する手間や、メガネをかけてずれたり耳が痛くなったりということから解放されます。
またコンタクトレンズによる目の異物感や乾燥感に悩まされている方にとってもメリットです。しかし矯正できる度数には限界があります。高度の近視の方や乱視の方の場合十分に矯正出来ないこともあります。矯正できる度数には個人差があるので、手術前に十分な検査が必要です。また近視の進行を食い止める事が出来るものではないので年齢制限されます。夜間の光がまぶしくにじんだように見える事があり夜間の視力が低下することもあります。術後に角膜が変化してしまい視力が低下する事が稀にあります。こうなった場合ハードコンタクトレンズによる視力矯正しかできなくなってしまいます。レーザー照射の前の作業によって知覚神経が切断され、術後1カ月から1年ぐらいドライアイに悩まされることもあります。
様々なデメリットが存在していますが、症状は個人差があるため医師と十分に相談する必要があります。