裸眼に戻れるオルソケラトロジーとは

裸眼に戻れるオルソケラトロジーとは

オルソケラトロジーとは、寝る前にコンタクトとほぼ同じ形状の高酸素透過性レンズ(瞳に酸素を配給することのできるレンズ)を装着し、寝ている間に角膜の形状を矯正する視力矯正治療のことです。

レンズは朝取り外し、日中は裸眼で過ごすことができますが、視力が安定するまでは数日から数週間かかります。
この視力矯正法のすぐれた点は、レーシック手術のように角膜を削ることがないため、健康的なリスクを冒すことなく、日中の快適な裸眼生活を送ることができるところです。
まずは適正検査を受け、1週間実際に使用してみたあとで、レンズを購入するかどうか、検討することができます。
軽度から中度の近視で、メガネやコンタクトのわずらわしさから開放されたい方や、花粉症の方、サーフィンや水泳などのマリンスポーツをされている方にはおすすめできます。

レンズの継続的な使用に関しては、専門医の診断を受ける必要があるため、定期検査に通えない方や妊娠中の方、重度のドライアイの方には不向きです。また、保険適応外の自由診断となり、クリニックにもよりますが、治療費が初年度は約20万円程度、次年度は30万円程度と高額な治療代金かかります。(所得税の医療控除を受けることができます)


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